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インパルス・コイル・テスター SDT-06

サージ/インパルス試験機は、相間絶縁試験機とも呼ばれ、巻線の試験として最も有効な 方法の1つと考えられています。この試験は非破壊検査であり、良品標準コイルの波形と 試験コイルの波形を比較することにより、簡単にそして正確に、巻線の良否判定を行う事 ができます。

SDT-06 Software
サージ/インパルス試験機 MODEL: SDT-06

特徴

  • 10ビットA/Dコンバータを搭載。高分解能化により、精度の高い試験を実現しました。
  • S/N比・周波数特性などインパルス試験機としての基本性能を追求した結果、放電ノイズより詳細に判断できます。
  • 自動ゼロ調整機能により、従来のACまたはDC結合の温度変化によるベースラインの変動を抑え、良否判定の精度を向上させました。自動ゼロ調整は、10ビット分解能には不可欠です。
  • マスタコイルのインダクタンスを推定できます。高圧による推定Lのため、LCRメータの値とは異なります。
  • マスタ波形は、本体メモリに225種類保存できます。また、マスタおよびテスト波形は、PCで読み取ることが可能です。
  • 不良率、分散などの統計データをグラフ表示します。
  • PCからのリモートコントロールが可能です。
写真をクリックすると拡大します。(SDT-06の表示画面)

環境設定画面
日付、ボーレート、ファームのアップデート、ブザーのON/OFFなどの設定を行う。

ステップ電圧
ステップ電圧機能により、4段階に電圧を上げながら、減衰振動波形が表示される。

自動スィープ設定
Autoキーを押すと、適切なスィープレンジが自動設定される。

電圧キャリブ
設定電圧になるよう、発生電圧をキャリブレーションする。赤い波形は電圧調整の過程を表す。

L値推定
第一共振にゾーンを合わせると、コイルのL値を推定できる。上図では、8.511mHを示している。

マスタ・データ保存
225機種分のマスタを本体メモリに記憶できる。

PASS (Autoモード)
Autoモードによる良否判定。良品判定の例。

FAIL (Autoモード)
Autoモードによる良否判定。レアショートによる不良判定の例。

統計グラフ(分散)
試験結果は集計され、グラフ表示される。

PASS (Autoモード)
Autoモードによる良否判定。良品判定の例。

FAIL (Autoモード)
Autoモードによる良否判定。放電による不良判定の例。

ステップ電圧(放電)
1.4kVから80Vステップで電圧を上げていくと、1720V付近で放電するのが観察できる。

SDT-06の主な仕様

出力電圧 200V~6,000V (10Vステップ)
最大パルス・エネルギー 最大0.18ジュール
試験インダクタンス範囲 10uH以上
CPU 日立 SH4 (ルネサス テクノロジ)
サンプリング・スピード 10-bit / 100MHz (10n sec.)
スィープレンジ(時間軸) 400レンジ(リニア)
マスタ波形記憶容量 225機種(本体メモリ)、PCへのダウンロード可能
画面表示エリア 640 x 480 dots (VGA)、8.4インチTFTカラー液晶256色表示  
波形表示エリア 620 x 340 dots
判定方法 差分面積、放電ノイズ、第2ゼロクロス
外形寸法・重量 450(W) x 310(D) x 180(H) mm、約9kg.
入力電圧 AC100V~240V ±5%、 50/60Hz
外部インターフェース RS-232C、LAN(オプション)
付属品 電源ケーブル、試験ケーブル

※仕様は、改良のため予告なく変更する場合があります。

PCコントロール画面(クリックすると拡大します。)


良否判定画面 ダウンロード パラメータの変更

PCからのリモート・コントロールが可能です。マスタおよび試験波形の取り込みはもちろん、パラメータの変更などにも対応しています。また、いつでも、PC上で過去の波形を再表示して確認する事が出来ます。

【注】下記のダウンロードからカタログ、取扱説明書などをダウンロードすることができます。

 

より高精度な試験に! サージ/インパルス試験機
10-bit/100MHz A/Dコンバータ採用

日本製 (Made in Japan quality)

  • 一目瞭然!!驚異の高圧安定性
  • 従来製品(8ビット)の4倍の電圧解像度

 

更新日[ 2018/03/17 ]